世論調査のテーマは誰が決めるの?
テレビや新聞は連日世論調査の結果を引用してあれこれ論じている。私がいつも疑問に思うのはこの調査テーマや調査項目を誰が決めているのかということだ。
簡単に調べてみると世論調査の方法や伝え方についての指針は色々あるようだが、テーマの決め方についての記述は見つからない。
調査する内容をマスメディアが一方的に決められるのなら、彼らにとって都合の良いテーマだけ調査してその結果を報道し「議論を呼び」、都合の悪いテーマは調査せず報道せず議論させない、という操作が可能になってしまう。
NHK受信料についての世論調査結果なんて聞いた事がない。世間の関心も高く公共性も高い問題だが。新聞への軽減税率適用の是非に関する世論調査結果も聞いた事がない。
聞いた事はないが検索してみたら一応やるにはやっていた。
関係者に依頼したからその調査結果が不正とまでは言えない(笑
不満があるならおまえが世論調査して公表すればいい、という反論があるかもしれないが、仮に私が資金を集め世論調査を行えたとしても、その結果を公表する場がない。ブログに載せても誰の目にも止まらない。マスメディアに対抗できるわけない。
結局世論調査のテーマは誰が決めているのか。世論調査法などという法律もないから発表する側が自由に決めているのだろう。私達が耳にする世論調査はその結果以前にひどくバイアスが掛かっていると言う事だ。