コロナとマスコミ

マスコミが世論を先導する社会でいいのだろうか

護憲派は日本人を信用していない?

周辺国が日本にミサイルを向け、発射すらしている状況で、日本に「武装やめろ」と言うのはさすがに無茶だろう。周りが日本に攻撃を仕掛ける意思を見せているのだから対応せざるを得ない。反撃する力がなければどうなるかは歴史を振り返るまでもない。

状況によっては日本に住む人々を守る為に、敵の攻撃拠点を先に破壊しなければならない事もあろう。「犠牲者が出てから応戦しろ」と言えるなら別だが「何よりもまず命」である外交での解決を目指すのは当然だが、日本に向けてミサイルを発射する国がある状況で、敵無力化の手段を用意するのは国民の命を預かる政府にとって義務とも言える。

それに武力は外交力の一部だから外交での解決を目指すにしてもその充実は重要だ。「外交で解決しろ」派の人もその事実には目を向けてほしい。日本に「武力を捨てろ」と言いつつ「外交でイニシアチブを取れ」は手足を縛って「ホームラン打ってこい」と打席に送り出すようなものだ。

今の日本は国民主権の民主主義国家であり独裁者が独断で軍事侵攻を決定できるような政治プロセスを持つ国ではないのだから、仮に長距離ミサイルがあっても先制攻撃が可能になる法律があっても国際平和を脅かす事にはならない。なぜなら今の日本国民が太平洋戦争当時のような他国への侵略を望むはずもないのだから。

それとも護憲派反戦活動家の人達は、現代の日本に生きる今の私達日本人に対しても「こいつらが武力を持ったら絶対にまた侵略戦争を起こす」と思っているのだろうか。日本の社会で人々と交流し、日々平和な生活を送っているというのに、その人達に対しても「武力を持ったら豹変して侵略戦争を始めるに違いない」と疑惑の目を向けているのだろうか。